DIYで小さな家を建てたり、書斎として小屋を設けたり、在宅ワークや移住など暮らし方の変化に伴って、「小さな空間」への注目が高まっている。実際に手を動かしてつくることの楽しさが味わえること、解體・移築が容易なこともその理由だろう。日本建築史意匠を専門とする松崎照明氏によれば、元來、日本では山修行のための行者の庵や鴨長明の方丈庵、茶室など、小さな建築が重要な役割を果たしてきた。また名建築として知られる千利休の「待庵」や、コルビュジエの「カップ・マルタンの休暇小屋」をはじめ、小さな空間には設計者の創意工夫が凝縮され、自然の要素を取り込んだ豊かさがある。特集では、現代の極小空間7題を紹介する。また、ジャン・プルーヴェも多數の小屋を手がけたが、2022年秋に開催され、BCC組立式住宅の実物展示などで話題となった「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」(東京都現代美術館)の山名善之氏によるレポートも掲載する。
特集 極小空間の醍醐味 /小さな家の思想 文=松崎照明
園児が初めて體験する日本建築 樹上の待庵 設計=すわ製作所/眞田大輔・西壽隆
和束町の茶畑で茶をたしなむ 組み立て茶室 設計=すわ製作所/眞田大輔・西壽隆・早川太史
2畳の茶室で非日常を楽しむ 勝福寺正庵 設計=大角雄三設計室
仲間が集い、海景に漕ぎ出す小船 SEA SCAPE CABIN 設計=トシプランニング/渡邊俊雄
ローコストで靜謐な空間をつくる Sauna Hutte 設計=うがつ/藤木慶一
地域材を使い、地域の職人と共につくる KOYA 設計=環境デザインワークス/清水裕且
中庭の景色を取り込んで、伸びやかに暮らす BARN 8 設計=吉本剛建築研究室
展覧會レポート 東京都現代美術館 「ジャン・プル―ヴェ展ー椅子から建築まで」 Condtructive Imaginationの共振の輪の拡がり 文=山名義之
うなぎ漁師・建築家 髙原次郎兵衛正伸
つくる・住む・生きる場所 54帖の中庭 設計=髙原次郎兵衛正伸
小さな箱に能舞臺を落とし込む Kagiyama gallery bar -賀儀山君の箱- 設計=髙原次郎兵衛正伸
盡きない箱談義―小さな箱の無限の可能性 髙原次郎兵衛正伸×賀儀山泰志×山本耕平×ストーレンマイヤー・ジョナサン
私の建築人生―自力建設、うなぎ漁師、そして船の生活 髙原次郎兵衛正伸
特別記事 生き続けるレーモンドの學び舎 香裡ヌヴェール學院とノートルダム清心女子大學 寄稿・松隈洋/田村かすみ/玄田悠大/上田恭嗣
次代の建築家 第7回 Yamanone no ie 設計=FUDO/三輪直樹
手描き図面に込めた想い 第10回 林雅子の建築 その6「段床の家」 監修・文=白井克典
書評 『吉阪隆正パノラみる』(アルキテクト+北田英治 編著、建築資料研究社) 『百年の孤獨』(ガルシア・マルケス 著、鼓直 訳、新潮社) 『未來のコミューンー家、家族、共存のかたち』(中谷禮仁 著、インスクリプト) 評者=齊藤祐子
イベント
面向設計者(建築師)和施工者、居住者三者的住宅建築綜合雜誌,與住宅相關的專家,用深入挖掘的特集將最新住宅的視覺介紹給大家。除了設計之外,還刊登了很多關於素材和技術的信息,從平面圖和截面圖等基本設計圖到細節,都加入了對設計者和施工人員的實際工作直接有用的詳細數據。另外,根據圍繞住宅的社會狀況,積極地採用紮根於地區、風土的優秀工作的各地的設計人員和施工人員。
※日本雜誌 電子版PDF,通過百度網盤下載。















